大切なことはいつも自然が
この冬はめっきり海から遠ざかっている私です。
スタッドレスタイヤに履き替えることを面倒臭がってしまったツケで、
日本海側に波がある!と分かっていても、指をくわえておりました・・・
その代わりというか、よく行くのは山登りです。
つい先日も、かなり懐かしい六甲のルートを登りに行きました。
ちょうど10年前くらい、空前の山ガールブームが来ていた時、
私も例に漏れずガチな山ガールを目指して、「山と高原地図」を握りしめて六甲山渓を踏破しようとしていました笑
その時、職場の同僚みんなとよく登りに行ったルート。
冬場は穏やかな落ち葉の道をテクテク行ったものですが、
今回久しぶりに見たそのルートのあまりの変わり様に愕然としました。
昨年の水害が相当ひどかった様で、一部のルートは閉鎖、残ったルートも倒木がひどく、一目で「荒れてる・・・」という状況でした。
あえてそういうルートを選んだからかも知れないけど、爪先立ちでギリギリ歩ける道とか・・・
10年前のあの頃は、山がそんな風になってしまうなんて思いもしなかった。
昔からある登山道が、そのまま残っていくと思っていた。
だから衝撃だったし、しかもそんな当たり前なんて全く通用しないんだな、と改めて感じました。
私は常々、自分の遊んだ自然のフィールドは、次世代の子供達にも残してやりたいと考えています。
それが絵を描く自分の生き方のコアになっていて、絵を描くことを通して働きかけていきたいと思っています。
まだまだ微力過ぎてなんとも出来てないですが、、、それで絵本もまた少しずつ描いています。
寒い冬に、家の中に引きこもっていたら、快適な生活過ぎて、自分の周りの変化に鈍感になってしまう。
都市部に住んでいたらなおのことだと思う。
私は今、地方ののんびりした町に住んでいますが、自然が近いからこそ発想できることや伝えたいことがあります。
それをこのブログなり、イラストでまた頑張ってみなさんに発信していこう!!
と、山登りを通してまた大切なことを新たに教えてもらった様に感じます。
